4月9日、桜が満開の中、2017年度見晴台学園大学入学式が行われました。 

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今年は3名の学生を迎えました。式には在校生はもちろん、OBや非常勤講師の先生、来賓の方々など彼らの入学を楽しみにしていた方々が参列してくださいました。

田中学長のあいさつでは、大学理念である1、国民の大学教育を受ける権利の保障、2、発達障がい学生が学び甲斐ある学習支援の探求、3、「学びたい」と願うすべての人に開かれた大学教育と創造について話されました。また、体験入学などで出会ったときの新入生たちとのエピソードを話され、これから先輩たちと“未来の大学”を一緒に創っていきましょう!としめくくりました。

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来賓として二人の学生を送りだした和歌山の自立訓練事業所「シャイン」の池田様、三重県聖母の家学園の校長 大橋様、大阪府堺市のやしま学園高等専修学校校長 谷口様からご挨拶をいただきました。

ご挨拶の中で、1、学生たちが進路を自分で選んだこと、2、その進路が“働く”ではなく“学び”だったこと、そして、3、その決定を親御さんはじめ周りの大人が応援してくれることがうれしいという話がとても印象に残りました。

学びの作業所である「シャイン」(自立訓練)では今年から2年課程のところ、希望者は3年間在籍できるようになり、聖母の家学園では専攻科が2年から4年間と延長されました。また、やしま学園高等専修学校では専攻科卒業、教養と生活を両面から学べる場として研究科が開設されることになりました。

このように、発達障がい青年の学びの場や年限の延長など選択肢が増える中、一般的にまだまだ青年たちも彼らをとりまく大人たちも学びよりも早く働くことに意識が向きがちで、少しさみしさを覚えます。学びとは机に座って単に講義を受けるだけでなく、仲間と一緒に苦楽を共にし、教養と経験を身につける貴重な時間のことだと思います。

緊張した面持ちの新入生たちでしたが、入学の抱負では

どうしても見晴台学園大学で学びたくて1年間、名古屋で暮らすための練習をしてきて今日を迎えたこと、一人暮らしをとても楽しみにしていたこと、いわきでのボランティア活動を楽しみにいていること、大学で学び、将来は経済的自立をしたいと思っていることなど、

実に力強く意気込みを語ってくれました。

彼らの思いを参列者全員で受け止め、さらなる“未来の大学”をみんなで創っていこうと改めて感じることができる入学式となりました。

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これから始まる学生生活。学生たちにとって楽しいばかりではなく、時にしんどいこともありますが、仲間と一緒にそれを乗り越えた時に、自信となり、次へのステップにつながるのだと卒業生たちから学びました。

 

P4090043 ←祝う会の出し物のために何やら打ち合わせをしているOBたち

 

さて、今日から新年度がスタートです。さっそく大学生活のポイントなどオリエンテーションを行い、明日から講義がスタートします。もう少し緊張の日々が続くかもしれませんが、その姿が初々しくてかっこいいです。

2017-04-10 10.49.40