お久しぶりの講義ウォッチングです。

芸術と生活の講義では半期に一度、講師のお宅に伺い2コマ連続で講義を受けています。

ちょうどクリスマスシーズンだったこともあり、「きよしこの夜」をクローズアップし、この曲のできたいきさつ、普及したルーツなど、掘り下げて学びました。

この曲はオーストリアのザルツブルグ北の村の小さな教会でオルガン奏者だったフランツ・グルーバーが夜のミサのためにオルガンを練習しようとしたらネズミに弦をかじられ音が出なくなってしまった。それを見た助任司祭のヨゼフ・モールが以前から書いていたキリスト誕生の歌にギターで伴奏できるよう作曲することを提案したことで生まれました。しかし、教会でオルガン以外の楽器演奏はその頃歓迎されず、二度と演奏されることがなかったそうです。その後、お蔵入りとなったこの曲の楽譜をオルガン修理屋にあげてしまったのですが、その修理屋が各地を回るうちにその楽譜が広がり、歌われるようになりました。しかし、その頃は作者不明とされていました。アメリカにはサウンドオブミュージックで有名な「トラップ一家合唱団」が公演の際に歌い、より広めたとされています。

お腹が減ってくる頃、「ピンポーン」とチャイムがなり、なんとサンタクロースが登場。おいしいランチを持ってきてくれました。この後はしばし休憩をとり、おいしいひと時。

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お腹もいっぱいになり、どうしても眠くなってしまうので、楽器演奏をしました。講師のお宅にお邪魔する理由は、楽器がたくさんあるからです。

この楽譜を見て、曲、わかりますか?

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フランスでは「フレールジャック」、日本では「グー・チョキ・パーの手遊び歌」としてなじみ深い曲。この曲をまずは全員で演奏。

楽器はこれで。

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木琴、鉄琴もこんなに種類があり、さらに不必要な鍵盤は取り除くことができるので、演奏が苦手な人もハードルが下がります。

次に二人一組となり、カノンで演奏。その時点で講師の楽譜の“指し”がなくなり、難易度アップ。さらに他のグループの音を聞きながら演奏をしなくてはいけません。

その次は、音符を2倍の長さにして演奏するグループと通常リズムのグループで演奏。これは通常リズムのグループが二回演奏すると終わります。

最後は一人がメロディーを弾き、残りの人は自分のパート(例えば写真楽譜の①や②)を繰り返し演奏します。これをオスティナートと言いますが、各パート部分が伴奏となり、厚みのある演奏になります。

音も少なく、簡単な音楽ですが、演奏方法を変えることで難易度も増し、さらに曲の違う一面を見ることができた貴重な経験となりました。まさに「音を楽しむ♪♪」講義となりました。