久しぶりのブログと講義ウォッチングの更新です。

見晴台学園専攻科1年生と合同で「フィールドワーク」の講義で「中川運河フィールドワーク」始まりました。

「中川運河」は、名古屋港と笹島貨物駅、名古屋港と堀川とを結ぶために昭和5年に造られた人口の川。昭和の初め、笹島貨物駅がつくられたことで、ここに集められた荷物を名古屋港から船で海外や日本各地に届けるためにこの運河は造られました。

名古屋港と中川運河では水位が違うため、その水位を調整する閘門があり、1回目のフィールドワークはそれを見るのが目玉の一つでした。

「閘門」と言うと教科書に出てくる「パナマ運河」が有名ですが、実は身近なところにあるにもかかわらず、見落としがちです。

事前学習でテキストを使って閘門の仕組みを学習していましたが、「ピン」とこないのが本音。しかし、今回はラッキーなことに船が閘門を通過するところを見ることができました。

現在は流通形態が変わり、船を使った運搬はめっきり数が減ってしまい、一日数隻しか中川運河を通らないとのことで本当にラッキーでした。

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「中川口閘門」を見学し、次の場所へ運河沿いを歩いていたら前方から船がやってきました。大急ぎで閘門まで戻り、仕組みの一部始終を見ることができました。

この船は四日市の方から石油を積んできて、中川運河沿いのタンクに給油してきたとのこと。

閘門の扉が閉まり、水位が0.3mから2.2mまでにゆっくり上がり、名古屋港の推移と同じになったところで、名古屋港側の扉が開き四日市方面へと帰っていきました。

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「パナマ運河」や「閘門」という言葉は知っていても、実際に見て納得してすることが本当の学びにつながるのだと実感しました。

 2回目のフィールドワークは、笹島から今は使われていませんが、中川運河と堀川を結んでいた「松重閘門」まで歩きました。

「ささしま地区」は再開発が進み、中京テレビや愛知大学、名古屋で初のプリンスホテルなどが立ち並んでいます。地名の「ささしまライブ24」の意味を知っていますか?この地区が24時間元気の活動するようにという意味が込められているそうです。

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この地区は昨年も2年生が歩きましたが、ずいぶんと整備されており、景観がかわっていました。

それから上宮神社、明治20年に国産第一号のバイオリンを製造した「鈴木バイオリン」、黒壁の町並みを通り、最終目的地に着くまでにちょっとしたお楽しみを。

大学のOBのおやごさんが経営するたこ焼き屋さんで小休止。笑顔で学生たちを迎えてくださり、あつあつ・トロトロのタコ焼きを頬張り、至福のひと時。

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お腹も心も満たされ、最終目的地の「松重閘門」へ向かって歩きました。「松重閘門」は名古屋市の有形文化財に指定されており、素敵な景観です。ライトアップされているらしいよと誰かが言っており、「見に来たいねぇ~」という声も出ていました。

「中川運河フィールドワーク」は今回で終了。次回はまとめを行います。生徒・学生それぞれの視点でフィールドワークの発見を報告します。