今日の「ニュース解説者」はIくん。いつものように資料も原稿もしっかり準備している。
テーマは「リニア新幹線」

新聞のスクラップを資料として配布し、自分は原稿をもとに報告、解説した。

140502-01

記事は、リニア新幹線を理想の交通機関のように書いている。
それをもとにした解説だから聞いている方はなるほどすばらしいものだと思ったのだろう。

「どう思いますか」というIくんの問いかけに、
「心待ちにしている」
「楽しみ」
「いい話だが…実現できるかな」
「ゴールデンウィークが有効に使える」というような推進を後押しする発言が続いた。

ひとりだけ「東京が近くなる分人は東京に流れる。作っただけではだめ。名古屋を伏見を中心に発展させないといけない」と発言した学生がいた。

IくんはO先生にも意見を求めた。そして私にも。
O先生も私のリニア新幹線には大いに疑問を持っている。その立場で問題を投げかけた。
二人は、「外国からの観光客を名古屋に誘致できると言うが外国人は日本の景色特に世界遺産になった富士山を見たいと思っているが地下を走るリニア新幹線は何も見えない」
「観光客は名古屋までリニアできて新幹線に乗り換え大阪、京都に行ってしまう」
「工事に膨大な費用がいり危険が伴う」などと答えた。

みんなの意見をひととおり聞きIくんは「ボクの報告は以上です」といって私にバトンタッチした。
私は、今までの意見に対して反論や感想を求めた。話があちこちに飛んだが新聞で言っているようなリニア新幹線万歳だけはすまされない問題もある、というような内容の意見が増えた。

マスコミや周囲の意見に左右されがちな学生達だがある問題提起に自分の意見をちゃんと言えることは立派だと思った。他人の意見を素直に聞き、「なるほど。そういう見方もあるのか」とうなずける態度も立派だと思った。

~山田先生のブログより抜粋~