今年で4回目となるこの旅。8月25日~27日の二泊三日で福島県いわき市へ行ってきました。

今年は一期生、二期生が卒業し、新しいメンバーと新たにこの活動を創り上げていくという課題がありました。

震災から5年という月日が経ち、名古屋にいると意識しないと忘れてしまう震災被害。卒業生たちは回数を重ねるごとにいわきの現状を自分の目で見て、現地の人から現状を聞いて、いろいろと考えてきました。しかし、今回はゼロからのスタート。

卒業生からの今までの活動報告、福島県から名古屋に避難、移住を決めた方からの震災直後の話、10回以上いわき市へボランティに行かれている方のいわきの現状などを聞いて知識を高めてきました。

今回のボランティア活動は仮設住宅の中にある老人グループホームでの清掃活動と毎年訪問している学童保育所での木工工作のワークショップ。

清掃活動においてはまず雑巾作りからはじめました。一人9枚というノルマがあり、とにかく時間を見つけては縫いました。木工工作の材料も学園に電動糸鋸を借りて仕込み、組み立ても子どもたちに教えることを想定してマニュアルを作り、確認しました。

今回の座長となるザブティーチャーが直前に体調を崩し、一時はどうなることかと思いましたが、必要な備品段ボール4箱を無事送り、最後は掃除の練習をして当日を迎えました。そして、出発当日、予定通りのメンバーでいざいわきに出発!!

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東京駅で研究生Hさんと落ち合い(彼は夜行バスで早朝に東京入り)、バスでいわきへ。名古屋を9時に出発し、いわき駅についたのが15時。長旅でした。駅では住職が出迎えてくれて、研究生たちは再会を喜んでいました。レンタカーを借りて、「いわき市石炭・化石館 ほるる」へ。いわき市は炭鉱の街であり、そこからハワインスパリゾートも始まりました。化石もたくさん発掘されています。有名なのが「フタバスズキリュウ」です。ここでは石炭を掘る様子が年代ごとに再現されており、江戸時代はほとんど手作業で行われており、危険と背中合わせだったことがよくわかりました。時代とともに掘削作業は近代化していきましたが、それと同時にエネルギーが石油と変わり、炭鉱はさびれていき。そして今は原発で生活が脅かされている…。「いわきの街はエネルギーに翻弄されている街なんだ…」という住職の言葉が印象に残りました。

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観光を終え、今回の宿となる旅館「ときわ亭」へ。築100年の歴史ある旅館。おかみさんが笑顔でくださいました。

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宿に入ると名古屋から送った荷物の整理。これが明日の活動をスムーズに行うカギになります。疲れた体に鞭打って…

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この日はおいしい夕食をいただき、翌日の段取りを確認して早めに休みました。

                             …続く…